--- (9) U-Boot 関係 ---
b) U-Boot の導入
・U-Boot ローダーのダウンロード
U-Boot のファイルは、例によって genbako.com様より頂戴します。
http://www.genbako.com/u-boot_loader/
より、「u-boot-hd.flash.bin」をダウンロードします。
（玄箱HGの場合は、「u-boot-hg.flash.bin」になります。）
当該ファイルと一緒に、テキストファイルの「u-boot-hd.flash.md5」もダウンロードしておき
中に記載されたハッシュ値との比較を行うと安心です。
玄箱以外のPCでダウンロードした場合は、FTPクライアントソフト等で
玄箱のHDDの適当な場所に転送します。
・フラッシュメモリのブートローダーを書き換え
先人諸氏の報告を見ると、EMモードで作業している例が多いですが、
書き込む場所さえ間違えなければEMモード以外でもかまいません。
．．．が、私も気分的に安心なEMモードで作業しました。
ここでは /dev/hda4 の u-boot フォルダにファイルを入れているので
操作は次のようになります。
（色分け： 黒：画面表示 赤：入力 青：コメント）
# mount -t ext3 /dev/hda4 /mnt /* ファイルの入った領域を /mntにマウント */
# df -h /* マウントされた事の確認 */
Filesystem Size Used Available Use% Mounted on
/dev/ram0 9.5M 5.0M 4.5M 53% /
/dev/hda4 4.3G 283.2M 4.1G 6% /mnt
# cd /mnt/u-boot /* カレントディレクトリを移動 */
# ls /* ファイルの確認 */
u-boot-hd.flash.bin
# cat u-boot-hd.flash.bin > /dev/fl2 /* フラッシュメモリの書換え */
#
・正常に書換えできていれば、再起動すると次のような表示から始まります。
U-Boot 1.1.4 LiSt 2.1.0 (Sep 21 2006 - 00:22:56) LinkStation / KuroBox
CPU: MPC8245 Revision 1.4 at 196.608 MHz: 16 kB I-Cache 16 kB D-Cache
DRAM: 64 MB
FLASH: 4 MB
*** Warning - bad CRC, using default environment
00 0b 1317 0985 0200 ff
00 0c 1095 0680 0101 ff
00 0e 1033 0035 0c03 ff
00 0e 1033 0035 0c03 ff
00 0e 1033 00e0 0c03 ff
Net: COMET#0
next_cons_choice: Unexpected code: 0x33
stdin : serial
stdout: serial
stderr: serial
IDE: Bus 0: OK
Device 0: Model: TS8GSSD25-S Firm: Ser#: 00000142
Type: Hard Disk
Capacity: 7775.5 MB = 7.5 GB (15924384 x 512)
Boot in 10 seconds ('s' to stop)... /* ここで [s] キーを押すと... */
=> /* U-Bootのコマンドモードに入る */
2011/01/31